【ゴールドコースト30日AAP】 QLD州ゴールドコーストのライフセーバーらが、28日と29日の2日間で、114人の海水浴客を救出したことが分かった。また、大晦日から元日にかけて、同地区のビーチは新年を祝う人たちで賑わうとみられている一方、海上では波が高く荒れた状態が予想されることから、十分注意するよう呼び掛けている。
ゴールドコーストのチーフライフガードのヤング氏は、「海が荒れた状態では、少し沖合へ出ただけで強い潮の流れに飲み込まれてしまう」と述べ、とくに高波などに慣れていない観光客が波に飲まれた場合、自力で戻って来るのは非常に困難で、危険との見方を示した。
ヤング氏は「ゴールドコーストのビーチでは依然として潮の流れが急で、不安定な状態が続いている」として、海に入る場合は必ず遊泳可能な範囲を示す旗の間で泳ぐよう呼び掛けている。また、QLD州のライフセイバーは今年、サーファーズパラダイス周辺で、サーファーらが夜間に海へ入るのを防ぐため、午後6時30分から午後10時30分までパトロールを行うことにしている。