【メルボルン30日AAP】 クリスマス休暇が始まった今月23日からの全国の交通死亡事故が、30日までの1週間で27件に達したことが分かった。州別では、VIC州が最多で9件となり、次いでNSW州が7件、QLD州とSA州がそれぞれ4件となっている。
QLD州では30日午後、ベビーカーに乗った生後7か月の男の赤ちゃんが、母親の運転している車にひかれて死亡。これで、クリスマス休暇中の交通事故による犠牲者は27人となった。また、死者の数が最も多いVIC州では、オートバイに乗っていた二人が23日午後、乗用車にはねられて死亡した。
また、NSW州では大晦日から元日にかけて、1000人以上の警察官と500台のパトロール車を配置して交通取締りを行う予定となっている。