【キャンベラ2日AAP】 1月1日からオーストラリアと中国・韓国との自由貿易協定が有効となり、両国向けの国内生産品7000点の関税が引き下げられた。
中国市場では国内産のプレミアム・ボトルワイン、アイスクリーム、海鮮物、果物やナッツなどが競合国の半分以下の関税率で展開される。
韓国に対しては生のサクランボ、カット済みポテト、液化天然ガスの関税が撤廃され、マカダミアナッツと芽キャベツの関税も少なくとも50%引き下げられた。
シオボ貿易相は「アジアで増加する中流階級と、これに伴う高品質の品物・サービスへの需要増加に対し、オーストラリアの輸出業者が最も有利な位置に立つことになる」と声明を発表した。他にチーズ、マンゴー、冷凍の牛肉、化粧品などの関税が引き下げられた。