【ブリスベン4日AAP】 “失神ゲーム”“チョーキング・ゲーム”と呼ばれ、故意に脳を酸素不足に陥らせる行為により、ブリスベンの13歳の少年が死亡した。教育関係者らは、ネットで見られる同ゲームは大変危険だとして警鐘を鳴らしている。
少年が通っていたブリスベン北部のカソリック学校長は2日、少年の訃報を知らせるとともに、ネットを参考にした子どもの行動に注意するよう保護者に呼びかけた。QLD州のカソリック学校保護者連盟も、「子どもはゲームの危険性をわかっていない。故意に窒息や意識不明を起こす行為について保護者が認識し、子どもと話し、学校は保護者に周知させる必要がある」と述べた。
亡くなった少年はクリケットとAFLに打ち込んでいたとして、所属するクラブがフェイスブックで少年の死を悼んだ。