【メルボルン5日AAP】 メルボルンのポート・フィリップス・ベイにある人気のビーチ3か所で、先週の大雨の影響により大腸菌が増殖し、胃腸炎などに感染する怖れがあるとして、これらの海水浴では水に入らないよう呼び掛けている。
感染の危険が指摘されているのは、メントーン、ポート・メルボルン、フランクストンの3か所。この他にもVIC州環境保護当局(EPA)は、セント・キルダ、サウス・メルボルンなど近郊の約12か所のビーチについても、水質が低下している可能性があると警告している。
さらにEPAによると、メルボルンで5日午後から再び大雨となり、その後、週末には気温が36度まで上昇すると予想されることから、汚染が今後さらに悪化する可能性が高いと指摘している。また、同地域のビーチを利用する際には、EPAのウェブサイトで水質の最新情報を確認するよう勧めている。