【ACT29日】 オーストラリア・ポストの配達員が小包を抱えたままドアをノックせず、そのまま小包を持ち帰る様子をとらえた防犯カメラの映像が、投稿型のオンライン掲示板「レディット」に投稿され、「これがオーストラリア・ポストの精一杯」など、皮肉を込めたコメントが多数寄せられていることが分かった。
オーストラリア・ポストの広報担当者はnews.com.auに対し、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)による影響で、安全を理由に家に近づかないこともあると説明。「通常、ドアノックを3回行って名前を呼ぶが、放し飼いの犬がいるなど安全が確保されない場合には、ノックせずに配達カードだけ投函して帰ることもある」と述べた。
一方、「レディット」への投稿には24時間の間で、投稿内容に共感する「upvotes」の数が9,900件以上、コメント数は700件以上となった。中には「車を停めて(ノックせずに)すでに記入された不在カードをそのまま郵便受けに入れて立ち去る配達人がいた」など不満に賛同する声もある一方、素晴らしい配達人もいると反論する声も寄せられた。
ソース:news.com.au-Australia Post: Mass outrage over postie’s ‘attempted delivery’