政治

汚職はダメ 元政治家ら監視機関を要求

【メルボルン14日AAP】  元政治家や弁護士らがターンブル首相に対し、政治家による汚職や職権乱用を防止するため、新たな監視機関の設置を早急に求めるとする公開状を作成、署名したことが分かった。ジェフ・ガロップ元WA州首相など、40名以上が署名した。

公開状では、独立した監視機関を設置することで、連邦議会や公的サービス機関に清廉性や信頼を取り戻せるとしている。公開状では「国民は度重なるスキャンダルにうんざりしている」と述べ、「連邦議会のレベルで、汚職や職権乱用を調査する機関を設置すべき時がきた」としている。

政治家の不正問題としては、スーザン・レイ保健相が13日、公費による出張中にゴールドコーストで私用不動産を購入していたことが発覚し、出張費の不正受給問題に発展して辞任したばかり。ターンブル首相は、議員による経費の使用を監視する独立機関を設置する意向を示している。

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