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21年の住宅価格 地方を筆頭に上昇

【ACT30日】  オーストラリア不動産協会(REIA)によると、2020年の国内の不動産市場は新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)にもかかわらず、驚くべき底力を示したことが分かった。さらに今年は、住宅供給が低い状況を維持したまま、住宅価格は引き続き上昇を続けると予想している。

 

REIAのケリー会長は、多くの市場が新型コロナの影響を大きく受ける中、国内の不動産市場が持ちこたえたことに多くの人が驚いたとした上で、このまま新型コロナを上手く制御できれば、2021年は国内のほとんどの地域で住宅価格10~15%上昇するとの見方を示した。

 

昨年は特に地方部の伸びが大きく、ケリー会長は「この傾向が減速する兆しはまったくない」と述べ、今年も地方部において不動産市場の成長は続くとの見解を示している。調査会社コアロジックによると、地方部における住宅価格は昨年12月に年間で6.9%上昇し、都市部全体の3倍以上の成長率を示した。

 

ソース:news.com.au-Residential property prices tipped to keep surging, with regions staying on top

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