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コロナウイルス「男性不妊の原因に」 専門家

【キャンベラ31日】   コロナウイルス陽性だった男性は、不妊の影響を受ける可能性があるとして、専門家は警鐘を鳴らしている。

 

The Sunが伝えるところによると、コロナウイルスが精子細胞死や炎症を引き起こす可能性が高くなるとのドイツの大学の研究結果から明らかになった。同大学の「生殖」調査では、コロナウイルスに感染した、不妊原因のない男性の84人の精子細胞が、100パーセント以上のストレスを引き起こしていたことがわかった。また、精子細胞の形が400パーセントまで変化し受胎能を低下させると、調査結果が出ている。

 

しかし、イギリスのシェフィールド大学の男性病学の教授は「この研究は60日間に渡り10日ごとに測定を行なっているところが秀悦だが、精子が作られるまでおよそ3ヶ月かかるため、少なくとも90日間の調査をするのが確かな結果を出すには有効」と調査日数の不足を指摘している。

 

コロナウイルスによる男性不妊の影響は多方面で研究されているが、一時的に不妊の原因になる可能性があることがいくつかの調査結果からわかっている。

 

ソース: news.com.au – COVID can leave men infertile ‘causing inflamed testicles and killing sperm’, experts warn

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