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紫外線が危険レベルの5倍以上 QLD

【ブリスベン19日AAP】  気象局はQLD州の紫外線レベルが19日、安全基準とされるレベルの5倍以上となるレベル17に達するとして、なるべく外出を控えるか、外出する際には必ず日焼け止めクリームを塗るよう呼び掛けている。危険なレベルは22日ごろまで続くとみられている。

QLD州キャンサーカウンシルは、紫外線レベルが3~4以上に達する場合に日焼け止めクリームを使うよう勧めている。同カウンシルのクリフト広報担当は、昔から言い伝えられている「午前10時から午後2時までは日光を避けろ」という格言はQLD州では当てはまらず、午前7時半以降は日焼け止めを使うべきだとしている。

クリフト広報担当によると、特に早朝や夕方の時間帯は油断する人が多く、気づかないうちに紫外線が肌にダメージを及ぼしていることが多いという。QLD州では毎年3600人以上が皮膚がんと診断されており、これらのほとんどが長時間にわたり紫外線に当たったことが原因となっている。同カウンシルは、ピークの時間帯では10分~15分の短い時間でも、ダメージは大きいと警告している。

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