一般

音楽ビデオ撮影中に男性銃殺 QLD

【ブリスベン23日AAP】   ブリスベンのバーで音楽ビデオの撮影中、使用された銃弾を受けて役者の男性が死亡した。

警察は23日午後2時前、ブリスベン中心のホテル「ブルックリン・スタンダード」から通報を受けた。役者の20代の男性は、シドニーのヒップホップグループBliss N Esoの「Friend Like You」のビデオクリップ撮影中に銃弾が当たって死亡したという。ほかにけが人はなく、Bliss N Esoのメンバーも現場にいなかった。

男性は撮影中に銃器を使用していたとされ、多数の銃弾が使われたと考えられるが、実弾であったかどうか確認できていない。警察は、銃器使用の合法性についても調査中だ。ホテル側によると、事故が発生した地階は終日貸し出されており、従業員は関与していないという。現場の上階にいた建設作業員の男性は、「大きな銃声を何度も聞いた」と話した。

Bliss N Esoは「撮影スタッフらは警察の捜査に協力している」と声明を発表し、コメントは控えた。2008年にARIA賞を受賞した同グループは、3月に6枚目となるアルバムを発表予定で、来月から国内ツアーも決まっている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら