【ゴールドコースト27日AAP】 QLD州のテーマパーク、ドリームワールドで27日、この日運転を再開したばかりの「ジャイアント・ドロップ」の自動安全装置が作動し、客を乗せたまま一時停止していたことが分かった。ドリームワールドでは昨年10月、4人が死亡する事故が発生し、アトラクションの再開を見合わせていた。
ドリームワールドの広報担当者によると、ジャイアント・ドロップが停止後に再度点検を実施し、運転を再開したという。この日はほかにもショックウェーブとホットウィールズの二つのアトラクションが運転を再開していた。これで再開していないのは、「ワイプアウト」一つを残すのみとなった。
ドリームワールドは、夏休みに合わせて営業時間も通常の時間に戻したものの、来客数はいつもの夏休みの水準に達していないという。また、他のテーマパークでも来客数は例年を下回っており、昨年の事故の影響が尾を引いているものとみられる。ムービーワールド、ウェット・アンド・ワイルド、シーワールドを運営するビレッジ・ロードショーは、来客数が前年比12%減となったことを明かしている。