【シドニー28日AAP】 米国でトランプ政権が発足し、カンタス航空とアメリカン航空は両社間の共同事業協定認可への可能性へ期待を寄せている。
米国の運輸省は昨年11月に、両社が運賃や飛行日程などに関する共同事業を可能にするための申請書を却下している。
カンタス航空は、昨年却下された際には、太平洋横断ルートでの激しい競争やカンタス航空とアメリカン航空間のより緊密な関係が利益をもたらす利点などが考慮されていなかったとし、再出願の意向を示した。
カンタス航空は、 新しい申請書では共同事業は飛行機利用者や観光業、貿易に利益をもたらすことを重点に作成されるとしている。
カンタス航空は、毎週39便以上の往復便をオーストラリアと米国間で運航しており、アメリカン航空は1992年から停止されていたオーストラリアへの運航を再開する。