【NSW5日】 NSW州のベレジクリアン首相とエリオット救急サービス相は5日、州内の消防サービスを今後さらに強化するため、新車を含む消防車340台を導入すると発表した。このうち200台は、今年6月までに使用可能になるという。
ベレジクリアン首相は、「われわれは次の山火事シーズンに十分な備えをしているというだけでなく、州内全ての消防車について見直しや点検を進めている」と述べた。NSW州地方消防サービスのロジャー・コミッショナーは、昨年の山火事で71台が使用出来ない状態になったと説明した。
州内の消防サービスを強化するための財政投資額は昨年4,500万ドルとなっており、このうち3,440万ドルが新しい車両や機材などの配備などに使われた。ロジャー・コミッショナーは、このほどパースで住宅86棟を延焼した山火事にNSW州から2機の消火飛行機を派遣したことも明らかにした。
ソース:news.com.au-NSW government invests in more than 200 fire trucks for RFS and Fire and Rescue