【シドニー30日AAP】 30日、NSW州でグラディス・ベレジクリアン新内閣が発足した。シドニーの総督官邸で行われた就任式には、閣僚の家族ら60人以上が出席した。
新政権のもと、新たに女性議員3人を含む7人が閣僚入りした。新しく設けられた職務としては、テロ対策大臣にデビッド・エリオット氏が、また、スチュアート・エールズ氏はウエストコネックス高速自動車道路プロジェクトを担当する。
先週辞任を表明したジリアン・スキナー前保健相の後任はブラッド・ハザード氏、教育相はエイドリアン・ピッコリ氏に代わってロブ・ストークス氏が務める。就任式でマーク・スピークマン新法務長官は、英国女王でなくNSW州民とオーストラリアに対して忠誠を誓った。
経験のある政治家数人を閣外に出し、州首相の地位獲得を手助けした議員らを昇格させたという声があがっているが、べレジクリアン氏はこれを否定した。