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ナチス腕章着用で買い物の男 人権団体「不快な行為」 VIC

[メルボルン6日]   メルボルンのマーケットでナチスの腕章を着用した男性がいたことから、人権保護団体から「国内のユダヤ人が懸念する行為」だとし抗議の声が上がっている。

ムーラビンのWholesale Farmers Fresh marketで5日に、ナチスの腕章を着用していた男性を目撃した買い物客が、恐怖を感じたために警察に通報したが「かぎ十字の腕章を公共で着用するのは違法行為ではない」と対応されたという。

名誉毀損防止委員会のアブラモヴィッチ会長は「メルボルンはナチスドイツではない。ヒトラーやユダヤ人を殺害した人たちを支援するような行為は寛容されるべきではない」と抗議している。

先月のオーストラリア•デーの祝日には、グランピアンズ国立公園にネオネチグループ40人が訪れており、メルボルン市民から懸念の声が上がっていた。同グループは先住民を「人間未満の人種」と表現するなど攻撃的な声明を出している。

アブラモヴィッチ会長は「国内で不穏な動きが起こっている。白人至上主義のような行為がエスカレートすべきではない」と述べ、公共でのかぎ十字の表示を政府が禁止するように訴えた。

 

ソース : news.com.au – Moorabin market: Man’s ’sickening’ and brazen act while buying fruit

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