【キャンベラ31日AAP】 最新の世論調査の結果、米国が正式に脱退を表明した環太平洋経済連携協定(TPP)について、国民の多くが米国抜きで押し進めるべきと考えていることがわかった。
エッセンシャル社が1790人を対象に行った世論調査では、連邦政府は米国抜きでTPPを推し進めるべきと52%が答えた。国民の5分の1近くがオーストラリアもTPPから離脱するべきと答え、29%はわからないとした。
また、回答者の半数近くにあたる47%が、「他諸国との自由貿易協定はオーストラリアにとって総体的に恩恵となる」と回答した。