【メルボルン1日AAP】 VIC州で元同僚だった男らの間で、当たったロトの賞金をめぐる争いに発展し、裁判沙汰となっている。男は2014年10月、当選賞金が何百万ドル相当にも上るロトを当てたが、男の同僚らは掛け金の一部を支払ったとして、自分たちも配当を受け取る権利があると主張している。
情報によると、流通大手トールの元運転手だったギャリー・バロンは、自分で数字を選ぶ「数字選択式宝くじ」のパワーボールで獲得した、1660万ドルを横領した容疑がかけられている。
バロン容疑者の同僚ら14人は、ロトのチケット購入をシンジケートの一員として行なったとして、賞金の一部は自分たちのものだとしている。ジェームス・ピーターズ弁護士は1日のVIC州最高裁での公判で、「信託法の根本にかかわる事例だ」と述べた。