政治

ナウル難民問題 豪移民相「前途多難」

【キャンベラ3日AAP】  連邦のダットン移民相は、マナス島とナウル島で拘留されている難民について、一日も早く両島から移動させたいとする一方で、「ジャグリングのように難しい行為だ」と述べた。また米国のトランプ大統領が、難民の受け入れについて「厳しい事前審査を行う」と発言したことを受け、ナウル島の難民に対する面接が延期されている。

米国への移住を希望する抑留者は、2回目の面接日程がすでに決まっていたが、ここにきて米国の担当者らが無期限で延期したと伝えられている。トランプ大統領が「厳しい事前調査」を行うと発言したことが、面接延期の背景とする見方もある。

一部で アメリカは難民を受け入れる約束を守るかどうかは分からないとする見方が残るなか、ダットン移民相は米国当局がすでにナウル入りしたと伝えている。移民相はまた、「人々を拘留所から出すには、長い道のりがかかるだろう」と述べた。

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