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衝撃の児童性的虐待 カソリック機関

【シドニー6日AAP】   児童性的虐待に関する王立委員会で6日、1980年から2015年にかけて、国内の93のカソリック機関に対して4444件の虐待疑惑があったと報告された。

報告ではまた、1950年から2010年にかけて、調査対象75機関の神父の7%が児童性的虐待を行ったとのショッキングなデータが明らかにされた。同期間中、「セント・ジョン・オブ・ゴッド・ブラザーズ」の修道士の40%以上が虐待者とされ、「クリスチャン・ブラザーズ」でも、およそ22%が小児愛者であった疑い。

同問題について王立委員会に対応する機関「Truth,Justice and Healing Council」のフランシス・サリバン最高責任者は、「カソリック教徒として、辱めで下を向くしかない」と涙をこらえながら述べた。

被害者のジョアン・キャサリン・アイザックスさんは、報告結果は“胸をえぐられるようだ”として、「多くの子どもがカソリック教会に傷つけられた」と話した。

シドニーでの審問は3週間にわたって行われ、国内の全カソリック大司教からの証言を含み、教会の統治構造や文化的要因がどのように児童性的虐待の原因となったのか調査を行う。

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