【ACT11日】 キャセイ・パシフィック航空は、2月20日からシドニーを除くすべてのオーストラリア行きの路線を廃止すると発表した。背景には香港政府が新型コロナウイルスの予防策として、乗務員に対するホテルでの2週間の隔離生活を義務付けたことがあるとみられる。
キャセイは、オーストラリアのほかバンクーバー、サンフランシスコ、フランクフルトなどへの路線もまた廃止する意向を示している。これらのサービスは2月20日から月末まで段階的に削減していくとみられる。
キャセイのラム最高執行責任者(COO)は、「香港政府による新しい規制の導入はわれわれの業務や乗客に多大な影響を及ぼすだろう」と述べた。地元メディアによると、今後も運行を続けるのは台北、北京、上海、ジャカルタ、大阪、東京、マニラ、シンガポール、バンコクなどとなっている。
ソース:news.com.au-Cathay Pacific axe all long-haul flights to Australia, excluding Sydney