政治

複雑な保育助成金 一本化へ

【キャンベラ8日AAP】   連邦政府は、保育料払戻しと保育料助成金は複雑だとして、1つにまとめる案を発表した。現行のチャイルドケア・リベートとチャイルドケア・ベネフィットを廃止し、新たに保育助成金として一本化したい考え。

ターンブル首相はキャンベラで8日、保育助成金の改革について、「特に低所得層にとって、手頃な料金で子どもを保育所に通わせることができるようになる」と話した。およそ100万世帯が恩恵を受けるという。

低所得層の助成金割合は、現在のおよそ76%から85%に引き上げられ、1日およそ15ドルで子どもを保育所に通わせることができる計算だ。改革に伴い、養育助成金「ファミリー・タックス・ベネフィットA」の会計年度末に支払われる追加分を廃止し、代わりに2週間ごとに支払われる養育助成金をおよそ20ドル引き上げるという。

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