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NSW州の猛暑 企業の節電で乗り切る

【シドニー10日AA】  NSW州では10日、シドニー西部の気温が45度となったほか、リベリナ地区で47度など記録的な暑さとなった。一方、懸念されていた大規模な停電は回避された。オーストラリアン・エナジー・マーケット・オペレーター(AEMO)によると、州内全域で実施した節電が功を奏したという。

NSW州のハーウィン・エネルギー相は「州民の忍耐と理解に感謝する」と声明で述べた。AEMOもまた、州内で最も電力消費量の高いアルミ製錬所のトマゴが積極的に節電に協力してくれたと称賛した。

一方、11日と12日にかけて気温は再び上昇すると予想され、州内全域で全面火気厳禁となっている。地域消火サービス局のフィッツシモンズ氏は、州内で幅広く注意が必要だとしており、とくに火事の危険が高い地域の住民は、万が一に備えて準備をしておくよう呼びかけた。

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