【メルボルン11日AAP】 オーストラリア教育組合(AEU)は、VIC州で勤務する何千人もの教師たちは「持続不可能な」仕事量を課せられているとし、労働環境改善のためにストライキをする覚悟を示した。
同州で大学進学希望者が学ぶイヤー12の生徒を教えるユアン・モートンさんは「生徒1人につき模試ごとに小論文3本が提出されている。スクールホリデー中に200本もの小論文を採点することになる」と語っている。
AEUはフェアワーク・コミッションに対して「法律上保護される争議行為」を行うための投票に向けて申請準備に入っているとした。
モートンさんは授業に影響が及ぶことを懸念し「できればストライキはしたくない」としたが、「週に平均で14時間ほどの残業をして、夜中過ぎまで仕事をしないと終わらない。過剰労働は改善されるべき」と述べた。