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豪、北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難

【メルボルン12日AAP】   北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて、ターンブル連邦首相は「挑発的な行動だ」と同国を批判した。

ターンブル首相は12日夜、「明らかに国連安保理決議の逸脱であり、地域・世界平和への脅威だ」「核兵器開発よりも、貧困に苦しむ国民の生活改善に取り組むべきだ」と、ビショップ外相との共同声明で北朝鮮を批判した。また、オーストラリアは自主制裁を継続し、他国と協力して北朝鮮に対する制裁を続けていくと表明した。

北朝鮮は12日午前、トランプ米大統領就任後初めてとなる弾道ミサイルを発射した。米国によると、日本海に落下したミサイルは、北朝鮮が打ち上げを予告している大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく、中距離ミサイルとされる。米国側は、新政権発足後間もなく北朝鮮が挑発的行動に出るのは予想されていたとして、様々な方法で対応していく意向を示している。トランプ大統領は先立って、「中国政府は北朝鮮の抑制に十分努力していない」と話しており、中国に対する圧力も増大させるとみられる。

オーストラリアは昨年11月30日、北朝鮮への制裁措置に関する国連安保理決議第2321号を共同提案している。

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