【キャンベラ12日】 オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、オンラインデートを行なっている人に対して、14日のバレンタインデーの週末はオンラインデート詐欺に特に注意するように呼びかけている。
ACCCによると、昨年のロマンス詐欺の被害総額は約3700万ドルに上っており、今年のバレンタインにも「どうしようもないロマンチスト」なオーストラリア人をターゲットにお金を巻き上げるという詐欺事件が多発する可能性があると示唆している。
ACCCのデリア・リッカード副委員長は「被害者の金銭的、精神的な被害は計り知れない」と述べ「アプリで出会った人から金銭的アドバイスを受けたり、オンラインで出会ったばかりの人に個人情報を教えたりしないように」と予防策を講じた。
また、ロマンス詐欺は基本的に高齢者が狙われることが多いが、オンラインでの詐欺が横行するようになり、昨年の被害者の半数は35歳以下だったという。
ACCCは「オンラインデートをする時は自分が主導権を持つこと。相手からのプレッシャーを感じたら連絡するのは止めるべき」と注意を促し、ロマンス詐欺の被害者はすぐに銀行へ連絡をするように呼びかけた。
ソース : news.cum.au – International students receive exemptions to travel to Australia for study