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民間保険値上げで脱退も考慮

【シドニー13日AAP】   連邦政府が民間保険の値上げを承認したことを受けて、調査の結果、国民の4人に1人近くが民間保険からの脱退を考慮していることがわかった。

調査はオンライン比較サイト「finder.com.au」が2031人を対象に行った。回答者の36%が、4月1日の値上げ前により良いプランを求めて保険会社を切り替えることを考慮しており、さらに22%は、「保険料が5%以上引き上げられたら脱退する」と答えた。

ベッシー・ハッサン広報官は13日、「民間保険は2010年以降50%以上の引き上げとなる」と述べ、料金が恩恵を上回っていると訴えた。保険会社各社の値上げ幅は異なるとして、消費者に各プランを比較するよう呼びかけている。

ハント連邦保健相は先週、4月から平均保険料の4.84%値上げを承認した。値上げ幅は過去10年で最低だが、累積ではインフレ率の3倍にあたるおよそ50%増しとなる。引き上げ以降、平均で191ドルの値上げとなり、入院やエクストラ補償を含むプレミアム保険は4138ドル50セントになる。

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