【シドニー15日AAP】 NSW州政府は議論の的となっているカウンシル合併について、都市部シドニーでは続行、地方では撤廃する方針を示している。
同州ですでに合併済みの20のカウンシルはそのままに、また、シドニーで残る5つの合併は、カウンシル側が法廷闘争で負ければ実行される。
カウンシル合併反対派は、地方12カウンシルの合併に反対する国民党の圧力を受けて方針を変更したと、ベレジクリアン州首相を非難している。これに対して州首相は、「都市部と地方で1つの同じ働きかけをしたのは間違っていた」と説明した。