【シドニー18日AAP】 NSW州南東部で17日、山火事の消火にあたっていた消防隊員の家が焼失した。クエンベヤン東部カーウーラを襲った山火事は、少なくとも住宅8棟を含む3500ヘクタールを燃焼した。
州地方消防サービス(RFS)のロブ・ロジャーズ副本部長は18日、クエンベヤンの消防隊員が自宅を失ったと発表した。ロジャーズ氏は「すべてを失ったにもかかわらず落ち込んでいない」と話し、消防隊員を称賛した。
カーウーラでは全焼した住宅のほかに6棟が損傷を受け、離れ家50軒近くも損傷または全壊したとみられる。NSW州では依然として80か所近くで山火事が起こっており、そのうち29は制御されていない。