【キャンベラ22日AAP】 連邦のターンブル首相は22日、イスラエル首相として初めてオーストラリアを正式訪問しているネタニヤフ首相を迎え、首脳会談を行った。会談では主にサイバー攻撃対策など、国家安全保障問題を中心に話し合ったとみられる。
ターンブル首相は中東和平問題について「両者による直接的な交渉で解決されるべき」との考えを示し、イスラエルとパレスチナの両方が共存していく「2国家共存解決」を支持する方針をあらためて伝えた。
一方、ネタニヤフ首相は今年が1017年に英国、オーストラリア、ニュージーランドの間で行われたベエルシェバの戦いから100年となることから、ターンブル首相に対し「我々の偉大な友人としてイスラエルを訪問してほしい」と述べた。