【ブリスベン26日AAP】 QLD州政府が検討しているガソリン価格割引表示の禁止について、同州の道路サービス会社RACQもこれを支持した。割引価格表示は、割引券の提示や店内での買い物によってのみ得られるため分かりにくいとして、州政府は禁止する方向で検討している。
RACQのポール・ターナー広報官は、「現行の価格表示は分かりにくく、安く見えるガソリンスタンドに消費者が引き付けられるシステムだ」「規制によって全スタンドに真の価格表示を強制させ、ドライバーが選択しやすくなる」と話し、他州同様にガソリン価格表示の標準化を支持した。
州政府は、地域や業界との協議を経て今年半ばまでの承認を目指す。その後、来年1月からの表示変更に備え、ガソリンスタンド店主には6か月の移行期間が与えられる。