【ACT19日】 SNS大手フェイスブックが18日、オーストラリア国内では国内外のニュースを閲覧できない状態にするとともに、オーストラリアのニュースサイトを見られない措置を講じたことについて、スウィンバーン大学のバッシオ氏は、フェイスブックにとって得策とはいえないと指摘している。
テクノロジー・メディア・アンド・コミュニケーションを専門とするバッシオ氏は、ニュース閲覧を禁止とする措置をとったことで、フェイスブックに対する評判にダメージが及んだほか、フェイスブックの利用をやめる団体が出てくるとして、結果としてフェイスブックの主軸事業である「デジタル広告収入」の減少を招くと指摘した。
連邦政府のフライデンバーグ財務相は、フェイスブックの行為は「必要のないこと」だとして、やり方が強引とけん制した。さらに、政府系のサイトやパンデミック、精神衛生、緊急サービス、気象局などのニュースではない内容へのアクセスも出来なくなっていることにも苦言を呈している。
ソース:news.com.au-Social media giant facing major self-inflicted damage after shock Aussie news ban