【ACT20日】 ACTの議事堂で2019年、当時勤務していた女性職員が他の男性職員にレイプされた事件で、新たに別の女性が、同じ職員からレイプ被害にあったと告白したことが分かった。女性は「政府が19年の時点で適切に対処していれば、このような状況にはならなかった」と述べ、政府の対応を批判している。
匿名を条件としてウィークエンド・オーストラリアン紙の取材を受けた女性は、被害を受けたと訴えているブリタニー・ヒギンスさんを支援するとともに、「議事堂内における酷い職場文化に光を当てたい」との姿勢を示した。
一方、連邦政府のモリソン首相は、20日朝に行われた記者会見に出席し「このような事件に気分が悪くなっている」と述べ、議事堂や職場文化に問題があると認めた上で、これを改善していく必要があるとの考えを示した。
ソース:news.com.au-Second woman accuses ex-Liberal staffer of rape