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NSW学校購買メニュー 健康重視に

【シドニー28日AAP】   NSW州政府は子どもの肥満を防止する目的で、州内の学校の購買メニューのうち、少なくとも75%は果物や野菜、その場で調理された健康な食品で構成することを決定した。

購買で調理されるメニューは、サンドイッチやサラダ、パスタ、炒め料理など。残りのメニューも健康に関する星評価が少なくとも3.5以上でなければならない。基金集め用のケーキストールなどは例外とされ、パイやソーセージロール、ピザも3.5以上の星評価があれば可能だ。新制度は3年かけて徐々に導入され、連邦政府が“健康に良い”とする食べ物と一致する。

ベレジクリアン州首相は28日、「州内の5~16歳の子ども5人に1人が肥満であり、深刻な健康問題だ」と声明を発表した。ストークス州教育相も「食べ物の選択の制限ではなく、選択肢が健康な食品であると保証することだ」と新制度の重要さを訴えた。

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