【シドニー28日AAP】 シドニー南部のビーチで、飼い主と遊んでいたペットの犬が突然サメにさらわれた。専門家によれば、サメが犬を襲うのは非常に稀だという。
体長3.5メートルのサメにさらわれたのは、アメリカンスタッフォードシャー・テリアの“モリー”。26日午後3時頃、カーネルのボナポイントで飼い主が投げた棒をキャッチして遊んでいた際に、サメに海中に引きずり込まれた。
モリーの飼い主から連絡を受けたサザランド・シャイア・カウンシルは27日、海水浴者やペットの飼い主らに現場付近の海に近づかないよう警告した。海水浴者が海に入らないよう、ライフガードがカーネルビーチをパトロールし、サメ目撃情報を警告するサインも設置された。
第一次産業省によるとここ最近、近隣のボタニー湾やブライトン・ル・サンズでサメの目撃情報があったという。夕方や夜の海水浴やサーフィンを避け、アプリ“SharkSmart”からサメの安全情報を得るよう注意を呼び掛けている。