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メルボ暴走車事件 犯人の弟に禁固刑

【メルボルン2日AAP】  メルボルンで今年1月、乗用車を暴走させ多数の死傷者を出した事件の容疑者ディミトリアス・ガーガソウラスの弟、アンジェロ・ガーガソウラス被告に対し、メルボルン地域裁判所は2日、2か月の禁固刑を言い渡した。

アンジェロ被告は2015年5月から16年7月にかけて、母親に対しサンドイッチを作るのが遅いと腹を立てて暴行し、怪我を負わせたほか、恋人への暴行、タクシードライバーのバックパックの盗難、無免許運転など13件に上る罪に問われている。

アンジェロ被告の弁護士ターナー氏は、アンジェロ被告が現在、兄のディミトリアス容疑者に刺された傷の治療中であると説明。さらに同氏は、禁固刑はアンジェロ被告が同性愛者であること、名前が知られていることなどから「非常に困難な体験となる」との見解を示した。

兄のディミトリアス容疑者は今年1月20日、アンジェロ被告と口論となり、アンジェロ被告をナイフで刺して逃走したとみられている。

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