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5歳男児、母親の手で水死 兄は助かる

【NSW州モアマ4日AAP】   NSW州とVIC州境のマレー川で、5歳の男児とみられる遺体が発見された。母親は男児を水死させた殺人容疑で起訴された。

2日午後5時半頃、母親は息子2人をマレー川に連れて行き、溺死させようとした疑い。9歳の兄は何とか逃げ延びたが、事件に反応した犬にひどく噛まれ、メルボルンの王立児童病院で安定した状態で治療を受けている。同日午後10時頃、VIC州エチューカの警察署に母親が出頭した。

NSW州モアマ近隣の水路で4日午前11時35分頃、警察のダイバーが男児とみられる遺体を発見した。男児らの祖父母はひどく悲しみに満ちているが、生き延びた9歳の孫を励まし、心配してくれた市民に感謝しているという。

男児の捜索が行われた地帯には、地元住民らが花束などを手向けている。

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