【NSW25日】 NSW州のコンスタンス交通相は、電動スクーター(e-scooter)の導入について、シドニーでの導入を検討する意向のないことを明確に示したことが分かった。理由として危険性、不法行為、歩道などへのゴミ捨てを挙げた。
コンスタンス財務相は、公共の道路で電子スクーターを使用することは現在の法律では違法となっており、これがすぐ変更となる可能性は低いとしている。さらに、NSW州政府の予算公聴会においても、試験的に走らせる“気分ではない”と述べた。
電子スクーターの愛用者は、便利なことに加えて都心部での移動が早くなると指摘。ある調査によると、2017~19年の間に、米国の消費者商品安全コミッションによると、13万3,000人が医務室で手当てを受けたほか、41人が死亡したことが分かっている。
ソース:news.com.au-E-scooter trial won’t happen, NSW Transport Minister Andrew Constance says