【キャンベラ11日AAP】 連邦政府が教員志望者に課している、数学と読み書きを測定する学力テストの結果が発表された。2016年の合格者は数学で91%、読み書きで92.6%となっており、約10%が不合格となったことが分かった。
バーミンガム教育相によると、教員志望者の20人に1人が、読み書きと数学で求められる最低水準の学力に達していないことも分かったという。
連邦のバーミンガム教育相はテストの結果を受け、教える技術が不十分な人たちが教壇に立つことのないようにするため、教員志望者への学力テストは欠かせないことを示しているとして、「学力テストが学校、校長、家庭にとって、教員の資質のレベルを保証するものとなっている」と述べた。