【メルボルン11日AAP】 VIC州の労働党政府は、オーストラリアの裏庭(バックヤード)文化を守るために、新住宅開発に一定の庭区間を設けることを必須にする法律を導入すると明らかにした。
州政府は、1ブロックあたりの家の数に対して上限を課すことをしない代わりに、 500平方メートルまでのブロックに対して土地の少なくとも25パーセントを緑地として確保する法律を導入したい意向を示した。
リチャード・ウェイン計画相は「自由党が過去に行ってきたメルボルン都市開発は住宅購入能力を事実上無視しており、過剰開発することなく人口増加問題へ対応する計画を行って来なかった 」と述べている。
これに対して、デービッド・デイビス影の計画相は「この都市計画では逆に都市への人口集中を引き起こす恐れがある」と懸念を表した。