【シドニー13日AAP】 オーストラリア映画「ライオン」が、国内興行記録で歴代第5位に入った。同作品は、インドで迷子になった5歳のサルー・ブライアリーさんが、オーストラリア人カップルから養子縁組を受けてTAS州に連れてこられた実話に基づいている。
映画配給会社Transmission Filmsによれば、「ライオン」は1月19日の公開以降、国内興行収入が2773万6300ドルに達した。米国のアカデミー受賞は逃したが、英国アカデミー賞で複数の賞を受賞し、オーストラリア出身のガース・デイビス監督は全米監督協会賞を受賞している。同作品の世界全体での興行収入は1億4000万ドルであった。
<オーストラリア映画の国内興行成績トップ10>
1.クロコダイル・ダンディー(4770万7045ドル)
2.オーストラリア(3755万5757ドル)
3.ベイブ(3677万6544ドル)
4.ハッピーフィート(3178万6164ドル)
5.ライオン(2773万6300ドル)
6.ムーラン・ルージュ(2773万4406ドル)
7.グレート・ギャッツビー(2738万3762ドル)
8.クロコダイル・ダンディーⅡ(2491万6805ドル)
9.ダンシング・ヒーロー(2176万400ドル)
10.マッドマックス怒りのデス・ロード(2168万5344ドル)