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トンネル建設GOサイン シドニー北部

【シドニー16日AAP】  NSW州政府は16日、シドニーの北部沿岸部、ノーザンビーチズでのトンネル建設を承認するとみられている。トンネル建設が実現すれば、同地域からシドニーCBD方面への渋滞は緩和され、通勤者にとっては大きく負担が軽減されることになる。

建設予定となっているトンネルはモスマン近くのスピット・ジャンクションから延長され、ミリタリー・ロードを通ってワリンガ・フリーウェイへ抜ける。NSW州のベレジクリアン首相は今月初め、交通渋滞が同地域で長年にわたり問題となっていることについて、何らかの対策を講じるとの考えを明らかにしていた。

またベレジクリアン政権は、マイク・ベアード前NSW州首相の辞任によるマンリーでの補欠選挙を控え、自由党のジェームス・グリフィン候補者と20日から選挙キャンペーンを開始している。ベレジクリアン州首相は、州政府がトンネル建設の実現の裏で大きい役割を果たしたことをアピールし、今後も影響力を発揮していくとの見解を示した。補欠選挙は来月8日に実施される。

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