【ACT3日】　　　カンタス航空は、90年代に人気を博したミステリーフライトを再開すると発表した。パンデミックによって打撃を受けた地方の旅行業界を支援する目的だ。

同航空会社のミステリーフライトは90年代に人気を集めた。乗客は空港で、出発直前の空席のある便に乗ることができた。

ブリスベン、メルボルンおよびシドニー発のミステリーフライトは、カンタス航空と目的地のツアー会社が連携して州外の行き先不明の日帰り旅行を提供する。機体はボーイング737を使用し、飛行時間はおよそ2時間。料金は737ドルからで、機内食や飲み物、ワイン造り体験やグルメランチ、スノーケリングなど滞在先でのアクティビティも含まれる。出発前に、滞在先にふさわしい衣類や持ち物は乗客に知らされる。チケット販売は4日正午から。

同航空会社のステファニー・タリー主任顧客担当官は、「自社社員の出勤を促すだけでなく、ミステリーフライトは移動規制の影響を受けた地方のツアー会社を支援する」と話した。

ソース : news.com.au ‐ Qantas to bring back ‘90s trend of mystery flights