【シドニー21日AAP】 英誌「エコノミスト」の調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が世界133都市を対象に行った、今年の世界生活費ランキングが発表された。
シドニーは世界で最も生活費が高い都市の14位に、メルボルンは15位に、それぞれ昨年より6位上昇した。過去1年ほどでオーストラリア・ドルが高騰したことが要因とされる。5年前は両都市ともにトップ10入りしていた。
今年の世界で最も生活費が高い都市は、4年連続のシンガポール。次に香港、スイスのチューリッヒが続いた。ニュージーランドからもオークランド、ウェリントンともに16位に入り、中国で生活費が最も高い上海と同レベルであった。1日当たりの生活費が最も低いのは、カザフスタン共和国のアルマトイ、ナイジェリアのラゴスだった。