【キャンベラ22日AAP】 オンラインを利用した求人広告数が、2月は前月比0.1%とほぼ横ばいで、ほとんど伸びが見られなかったことが分かった。オーストラリアでは先に、2月の失業率が5.9%上昇と1年間でほぼ最高水準に達している。
求人広告数を業界別でみると、製造業が最も大きい伸びを示し前月比2%上昇、年間では13.1%の上昇となった。特にオペレーターやドライバーの需要の伸びがけん引した。ただ、雇用省はこれらが最も人数の少ないグループで、人数で示すと年間990件ほどにしかならないと指摘した。
一方、ウエストパック銀行は今年の経済成長率が年間3%近くに達すると予想。今後3か月~9か月の経済活動のペースを示す指数では、成長率が7か月連続で平均かそれを上回ったことが明らかになった。現在の成長率は2.75%となっている。