【シドニー23日AAP】 オーストラリアの極右政党ワンネーションのポーリン・ハンソン党首は、テロ事件が起きたロンドンのサディク・カーン市長について、過去に「テロ攻撃は大都市の暮らしの一部」と発言していたことについて、強い不快感を示した。
ハンソン党首は「自身もイスラム教徒であるカーン市長が、テロを暮らしの一部と述べたことには驚いた」と述べ、「暮らしの一部である必要はない」と反論した。また、そのような発言をオーストラリアのどの市長からも聞きたくないと述べた。
さらにハンソン党首は「PrayForLondon(ロンドンに祈りを)」のハッシュタグをつけたメッセージなどは役に立たないとして、イスラム教徒の入国を禁じることが問題解決につながると主張。連邦議会の他の議員らも、自身の考えに同意してくれることを願っていると述べた。