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中国企業が買収した島で監視 住民反発

【QLD4日】  QLD州議会のクリステンセン議員は、マッカイ沖にあるケスウィック島で島の一部を99年リースしている中国の不動産企業チャイナ・ブルームが、地元住民に対し海岸の立ち入りを規制するなどの問題が起きていることを受け、リースを許可した同州のパラウェイ首相を批判したことが分かった。

 

ケスウィック島住民の権利を訴えるグループ「Keswick Island Reclaim Aussies Rights」によるフェイスブック上の投稿によると、立ち入りを規制する場所には監視員がおり、訪問者や通行人に対して訪問や通行の理由を尋ねてくるという。地元民の一人は「とても恐ろしく、現代オーストラリアで起きていることとは思えない」と不快感をあらわにした。

 

クリステンセン議員は、住民が州政府に訴えたところ、弁護士に連絡するよう言われたことを明かし、「州首相に言いたいことは、外国企業ではなくQLD州民の見方をしてくれないかということだ」と述べ、今後も政府とチャイナ・ブルームの両方に働きかける考えを示した。

 

ソース:news.com.au-MP George Christensen slams Annastacia Palaszczuk over leasing of Keswick Island to China company

 

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