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低温多湿気候できのこ増殖 シドニー

【シドニー25日AAP】   気象庁によると、シドニーの今月の天気は曇りの日が4日間あったのみで連日雨続きだったとし、今月の降雨量は例年の平均月降雨量の2倍にあたる265ミリメートル以上に達していたという。

シドニー菌類研究グループのレイ・カーニー代表は「大雨の降ったあとは多くの菌類が繁殖しやすい。菌類の中に気温18度以下で発育するとてもカラフルな色合いのきのこがある。中には有毒なきのこもあるので注意してほしい」と述べた。

カーニー氏は「家の庭に生えているきのこの中には不可食なものある。自分で判別できない場合は触ったり、取って食べたりするのは非常に危険」と注意を呼びかけている。

毒キノコの中でもベニテングダケと呼ばれる童話に出てくるような赤地に白の水玉模様のキノコは、シドニー北西のオベロン地方でよく見られるとし、「ベニテングダケは摂取すると幻覚症状を起こす。見つけても取ったりしないように」としている。

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