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QLDにサイクロン接近 避難を拒否

【QLD州アルバビーチ26日AAP】   カテゴリー4のサイクロン「デビー」が近づくなか、上陸が予想されるQLD州最北部で避難勧告が出されたが、避難を拒否する住民もいる。

警察や州救急サービス(SES)は26日、タウンズビル南のアルバ・ビーチを戸別訪問し、低平地帯で強制避難勧告が出されたと住民らに知らせた。警察は、住民を強制的に避難させることはできないとしたうえで、サイクロン「デビー」が28日に上陸するに伴い、町は浸水し、予想水位は4メートルに達すると警告する。

住民のジャネル・イードさんは、飼い犬がいるため自宅を離れないと決断した。イードさんは、「2011年のサイクロン上陸の際、アルバ・ビーチの住宅地で水位が6メートルに達すると予想されたが、何も起こらなかった」と話した。

SESは、「前回の状況を踏まえて自宅に留まる選択をする人が多いのも理解できるが、今回も被害がないとはわからない」と警告する。自宅に残る住人は27日午前8時から、近隣のエアーにあるバーデキン・シャイアー・カウンシルの避難所で待機が可能だ。

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