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洪水の爪痕残る 住民に不安 NSW

【シドニー2日AAP】   NSW州北東部に位置するリズモアでは元サイクロン「デビー」の影響で43年ぶりの大洪水を記録し、洪水被害が発生している。

リズモアは未だ約8メートルの洪水位と闘っており、市の中心業務地区(CBD)の経営者たちは水浸しになって使えなくなった在庫や設備などを外に出す作業を始めている。

イサック・スミス市長は、浸水した水が引いて泥などの堆積物が溜まっている地域がある中、およそ60の店舗がまだ浸水した状態だとし「率直に言ってここは戦場のようだ。堆積物を全て除去するのにどのくらい日数がかかるのか査定するのさえ困難な状況」と述べた。

NSW州緊急救援局(SES)は、浸水後の汚水被害による衛生問題があるため、未だ避難命令を解除していない。

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